神田川
「神田川」の歌詞は、作詞をした喜多條忠氏の学生時代の経験に基づいて書かれたものである。高度経済成長の波の中で、矛盾を感じ悶々とする若者たち。昭和という波乱に満ちた時代に、自身のアイデンティティを探し求め学生運動に身を投じるものもあった。喜多條氏もその一人で、新しいものに向かう自負心や希望に満ちている自分に怖いものがあるとしたら、変わらず自分を迎えてくれる「彼女の優しさ」だと感じた。
作詞:喜多条忠 作曲:南こうせつ
心のうた 撮影地:新宿区高田馬場、東京都