初恋
「砂山の砂に腹這い初恋の痛みを遠くおもひ出づる日」 これは感傷的でロマンチックな文学者、石川啄木の『一握の砂』の一部目「我を愛する歌」に載っている歌である。若いときに感じた心の痛みは忘れることがないといった、幼い初恋を追憶するようなやさしい恋の歌である。
作詞:石川啄木 作曲:越谷達之助
日本のうた 撮影地:函館市大森浜の砂丘、北海道